障害者雇用で働いて思うこと
現在障害者雇用で働いて1年と1か月ほど経ちました。
前の会社で追い込まれ、もう普通に働くのは無理だと一念発起して手を出した障害者雇用。
実際働いてみるとメリット、デメリットあります。
メリット
・社会不安障害だということをあらかじめ周りにわかってもらえる
・障害への配慮がある
・つらいときは休んでもそこまで問いただされない
・なにかあったとき相談しやすい
・普通では入れない大企業に入れる(これは普通の派遣でもそうか)
このようなありがたい配慮はもちろんあります。
そもそも期待値がものすごい低いから、プレッシャーも感じなくてよいです。
自分みたいな社会になじめない不適合者でも働かせてもらい給料をもらえてありがたい限りです。
一方デメリットもあります。
デメリット
・自分が普通ではない、障害者だという意識が強まる
・仕事が単調、単純作業
・大企業だからこそ周りとの格差を強く感じる
・雇用が不安定、給料が期待できない(これは自分の能力次第だがそもそもコミュニケーションができない時点で。。)
といった感じです。
最近はこれらデメリットによる心理的圧迫を強く感じます。
本当は障害者雇用なのにそれを言えない相手(ほとんどの人間)にうっかり会社名を言ってしまいすごーいといわれるものの後ろめたいというか恥ずかしくてたまりませんでした。
実情、契約社員の障害者雇用。こんなこと言えるわけありません。
就労者の中でどうしても最底辺という風に感じてしまうし、障害者雇用だということがばれないか、常に後ろめたさと隣り合わせで生きることになってしまいました。
会社での格差もしんどいです。
自分は末端障害者雇用で、幼稚園児の工作かなというようなレベルの仕事がほとんどなに、周りは大企業の門をくぐれたエリートばかりで、同年代の人でも華々しいキャリアを積んでいるのがわかります。実際関りがないので何をしてるかは知りませんが、明らかにエリートでしょう。
そんな人達と同じフロアで同じ時間を過ごして、自分の給料なんて彼らの何分の一なんだろうとか、こんな単純作業して恥ずかしいし何になるんだろう、将来どうなってしまうんだろうと思ってしまいます。
仕事も単純なルーチンワークでやりがいも感じず、つまらないです。
いつまでこんな生活が続くんだろう。抜け出せないものか。
そもそも、社会不安障害などなく普通に生まれてきたらこんな目に合わなかったのに。
悔しくて何度も鬱になりました。
最近は同じく障害者雇用で他に転職か、どうにか勇気を出して普通雇用で就職先を探そうかぐるぐる考えています。
できれば普通雇用に戻りたい。でも普通に働ける自信がまったくない。
となると結局障害者雇用に行き着くけど、それだともやもやし続ける状況は変わらないだろうし。。堂々巡りです。
重度社会不安障害で普通に働いてる人の話を聞いてみたい。